モダンに変身マスタング&フォーカスにも先乗り
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:中野 英幸
あのGMも借金を返し終え、すっかり08年のリーマンショックの暗雲を蹴散らしつつあるアメリカ勢。格上だけど、先日デトロイトでデビューした7代目シボレー・コルベットといい、今のアメ車ってホント勢いありますわ。というのも、もうひとつの永遠のアメリカンワイルド、フォード・マスタングが確実にパワーアップし、昨年10月から日本に上陸しているのだ。内外装ともにリフレッシュして。
まずはフラッグシップたる5リッターV8モデルが8馬力パワーアップして426ps&53.9kg-mという結構なパフォーマンスを獲得。その上、外観がフロント回りを中心にほどよくモダン化。特にリアビューは一目で「新しくなった」と分かる出来映えだ。
重要なところではまずグリルだよね。そもそもマスタングは、初代からしてフロントの逆スラントした「オデコ」っぽいイカついグリルが特長。ソイツが今回からアーチ部分を強調した作りになって、よりアイコニックなデザインに進化している。ちなみにグリル内に丸目のスモールライトが配置されている方がV8ね。それとヘッドライト横のランプに新たに横2列のLEDチューブが追加。これ、結構目立ちますわ。
それから重要なのがテールレンズ。従来からマスタングは、縦置き長方形の3連ライトが特長だったが、今回それぞれにLEDチューブのフチ取りが付き、制動時に分かり易く左右に四角い光の輪が光るようになった。さらに真ん中のガーニッシュもブラックに変更。結果、ホント、夜に分かり易く、一瞬後ろからコレを見ただけで「あ、マスタングの2013年モデルだ!」って事が分かる。
細かいところでは、インテリアだよね。造形的に大きな変更はないけど、まずタコメーターとスピードメーターの間に4.2インチのカラーインフォメーションディスプレイが付いて、いろんな表示ができるようになった。さらにATシフターのデザインが、よりモダン化し、タップスイッチで6段階のマニュアルシフトができるようになった。
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